親子リレーローンの借入条件は...?


将来、親子同居を考えている方、多いのではないでしょうか。

同居をされる際に多いのが、ご実家を建て替えて二世帯で住む、二世帯住宅のご購入という2パターン。

では住宅ローンは、親と子のどちらが組むのか、一緒に組むのか。

一緒に組まれる場合は、親子リレーローンとペアローンで、2パターン選択が出来ます。


では親子リレーローンとは?

親子で1つの住宅ローンを契約して、二世代に渡りリレー方式で返済していく制度。

一定期間後に親から子へ住宅ローンの返済義務が受け継がれます。

ちなみに借入期間は子の年齢をもとに算出されます。


メリット・デメリットは?



❚メリット

①親が高齢のため親単体では短い住宅ローンしか組めない場合


通常の住宅ローンの場合は完済時の年齢が満80歳までと制約あります。


65歳の方が住宅ローンを組もうとすると、14年以下しか借入期間がとれません。

このような場合にオススメなのが、親子リレーローンとなります。

子が35歳の場合、44年のローンが組めることになり、35年ローンが組めるようになります。

②親と子どちらかの収入では借入が難しい場合

親子リレーローンの場合、収入合算をすることが出来る為、ローンが組みやすくなります。

③親が子の住宅購入を支援したい場合

現金を渡し支援をする親が多いですが、金額によっては税金が掛かってきてしまう為、損をするケースもございます。

そんな際にオススメしたいのが、この親子リレーローンの制度となります。

子がまだ若く年収が低い等で希望借入額に届かない場合などにも利用が出来ます。

しかし、みなし贈与とみなされる為、子の単体名義にする事は不可能で、親にも持ち分が発生します。

どうしても子の単体名義にする場合は、贈与税の納付対象に当てはまる為、事前に管轄の税務署に相談して下さい。

④親子それぞれで住宅ローン控除が受けられる

親子それぞれの持ち分に対して、住宅ローン控除が受けられます


❚デメリット

①原則別の住宅ローンが組めなくなる

たとえ親が返済している期間でも、子は連帯債務者となりますので、別の住宅ローンを組むことが出来ません。

転勤で別の地域に住む可能性がある場合など、よくよく検討された方が良いかと思います。

②相続トラブルのリスクがあります

みなし贈与とみなされる為、子の単体名義にすることは不可能で、親にも持ち分が発生します。

その為、親子リレーローンを利用して購入した住宅は、相続対象となります。

子が複数人いる場合は相続のトラブルが起こらない様、事前に親子間や兄弟間で話し合う必要があります。

心配な場合は、事前に遺言書を作成して、相続財産について決めておくなど、万全の対策がオススメです。


申込要件は?

①同居について
同居をしなくても良いのか、同居中もしくは将来同居予定の方限定か、金融機関によって条件が異なります

②収入について
親子ともに安定した収入があることが必要不可欠となります。
例えば、親と子のどちらかが転職したばかりの場合などは、申込要件を満たしていないとみられます。

③団体信用生命保険について
親と子の団体信用生命保険への加入が必要となります。
加入については、満20歳以上満70歳未満であること等、条件が設けられております。
また、持病がある方は加入できないケースもあるので、要チェック項目となります。


よくある質問!


Q.親に万が一のことがあったらローンはどうなりますか?

親が団体信用生命保険に加入していれば、親が負担する予定だった住宅ローンの残債は無くなり、子が親の分まで引き継ぐ事はありません

親が団体信用生命保険に加入していなければ、親が負担する予定だった住宅ローンの残債も、子が全て引き継ぎ支払いをしていきます


ペアローンについて

ではペアローンとはどのような制度でしょうか?

住宅に対して、2つの住宅ローンを組み、親と子がそれぞれ支払いをしていく形です。

親と子は同時期に支払いが始まり、それぞれが払い続けていきます。

親子リレーローンと比べると、借入期間が短くなりますが、その分月々の支払額は高くなりがちです。


二世帯住宅物件


町田市能ヶ谷5丁目(←クリックで物件詳細ページへとびます)


町田市能ヶ谷5丁目




コスモフォーラム多摩2号棟(←クリックで物件詳細ページへとびます)


コスモフォーラム多摩2号棟




まとめ


親子リレーローンは、親との同居を考えている方にオススメですが、相続についてや他の住宅ローンが組めなくなるので、事前にしっかりとライフプランをたて、家族会議を行うのが良いでしょう。

借入期間が長く取れる分、月々の返済額はお安くなり、低負担でオススメであります。

しかし、借入期間が長くなるという事は、住宅ローンに縛られる期間も長くなるという事

将来は田舎に引っ越したい、転勤があり転勤先で住宅購入をしたい、など様々な将来を想定してご検討いただければと思います。

弊社では、住宅ローン関係から不動産購入や建築設計など、承っております。

多岐にわたる分野から、お客様一人一人に合ったアドバイスを、させていただいております。

住宅に関する事でしたら、どうぞお気軽にご相談下さいませ。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◇          ◆
◇          ◆
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

KEIAI聖蹟不動産センター
▶▶多摩市の不動産ならKEIAI(ケイアイ)聖蹟不動産センター (ki-tama.jp)

株式会社成和
▶▶株式会社 成和 (seiwa-home.com)

東京都多摩市連光寺1-22-1
連光寺中野ビル1階

TEL:0120-000-462

営業時間:10:00~18:00

Instagram

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

前へ 「後悔も失敗もしない外構造り!オープン外構の留意点とは?」

記事一覧

「KEIAI聖蹟不動産センター《売主直売》、三鷹市のリフォームマンション✨」 次へ